後見人には、①未成年後見人②成年後見人の2種類がありますが、事例が圧倒的に多いのは、成年後見人です。
成年後見人とは、端的に言えば、認知症などで契約等を行うに必要な判断能力に欠ける人の利益を守るため、その人の代わりに判断して契約等を行う人のことです。
現代は、核家族化が極端なまでに進んでいます。また、必ずしも結婚しなくともよいという風潮が広がるにつれ、一人暮らしのご老人が増え、悪質な業者の食い物にされたり、親族から経済的な虐待を受ける事例が多発していました。
そこで、かっての禁治産制度を改良して作られたのが成年後見制度なのです。
急速に高齢化社会が進むわが国では、ある意味、今後、急激に拡大していくことが確実な分野です。
私自身は、現在、4名の方の成年後見人を務めています。
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